森 博嗣の生き方 読書感想「自由をつくる 自在に生きる」
集英社
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「すべてがFになる」や「スカイ・クロラ」などで有名なも森 博嗣さんの新書。
友人がmixi日記で「俺(日記の彼)の生き方のことがかいてあるから読んでみろ」とお薦めされていたので即アマゾンした。
概要
自由とはなにか?それは支配から開放された不自由でない状態だろう。という作者の自由に対する考え方と、それに基づいた彼の生き方がまとめられた作品。
目次
1章 人生の目的は自由の獲得である(人生の目的は自由躰による支配 ほか)
2章 他者からの支配、社会からの支配(服装と自由ブログの罠 ほか)
3章 身近に忍び寄る支配(考えること人生における支配とパワー ほか)
4章 支配に対するレジスタンス(自由を得るために職場に問題があるとき ほか)
5章 やっかいなのは自分による支配(老いと好奇心老人には余裕がある ほか)
感想
まず、この本の帯に「思いどおりの人生の作り方とは?」とあるが、あまり思いどおりの人生の作り方については書いていない。最初から最後までほとんどが森 博嗣の考える自由について語られているだけである。(肝心の自由のつくりかたは残り11ページというところからやっと始まる。)
なぜ自由についてそこまで語られているかというと著者が人生の目的を「自由」においているからだそうだ。あまりにも「これが自由だ」「これは支配され、不自由だ」と最後まで徹底的に繰り返すので、僕は「森 博嗣は自由に拘りすぎていて、不自由だ」と思ったほどだ。しかし自由に拘るのも自由だし、自由に拘らないのも自由だと森 博嗣は考えているだろう。また、自由であれさえすればいいとも言ってはいない。
僕も森 博嗣のように自由では無いとはいえ、自由に対して拘りがある方なので共感する部分が多く面白かった。本書に書いてあることの9割には激しく同意するし、反論があるひとがいれば徹底的に否定したくなるほどだ。(1割の同意できない箇所は森 博嗣が結婚式や葬式にはあまり意味がないといっているところ。僕はこういう儀式は一見無駄なようで、とても意味があるものだと思っている)
本書を読み追えて、本の題名にある自由のつくりかたについてほとんど言及されていない点が大きな不満として残ってしまった。どうも「こう生きろ!」と間違があるとわかっていても断言できないところは理系の悪いところのように思う。しかし前書きにもあるようにこれはヒット小説を何本も書き、論文も1000本以上書いてきたという森 博嗣が「自由についてなるべく丁寧に平易に綴った本」なのだ。自分の信条のようなものをこうもわかりやすく表現するというのはさすがであったと思う。
まとめ
・こんな人が先輩や上司だったらかっこいい
・父親だったらうっとうしい
★★★☆☆




