想像の種を5つ 読書感想「フリーランチの時代」
早川書房
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「SFが読みたい! 2009年版」でベストSFの1冊に選ばれた本書。dominion525氏よりお借りしました。小川一水さんの5篇が収録されています。
SFってこうじゃなくちゃ
SFのよさってやっぱり
『あんなこっといいな、できたらいいな♪』
と想像を膨らませてくれるのが楽しいですよね。
もしも自分の体が全部別物になったらという表題作の「フリーランチの時代」、自分が考えていると思っているということが本当に考えていると思えているのかどうか不安になる「Live me Me」、宇宙時代のフリーター(ひきこもり?)の生活を描いた「Slowlife in Starship」などは読んだ後にもドキドキして楽しい
スピンオフ作品もあるよ
最後にある「アルワラの潮の音」は小川一水さんの長編小説「時砂の王」のスピンオフ作品だ。メッセンジャーたちのある枝での活躍が楽しめる。
まとめ
どの作品も主人公たちが少しだけ成長するのを眺めることができるようになっている本書。僕が一番面白かったのは「Live me Me」。最後の展開には驚かされると共に、作品を読んでいる自分自身の頭が僕が思っているようにできているのかどうか不安にさせられる。(確かに僕なんてものの振舞は非常に単純なので - 僕が思っているよりも意外という意味で -意外と数個のマクロに置き換えられるかもしれない)
★★★★☆




