自分が動いた - 読書感想「人を動かす」

12月 14th, 2008 admin

人を動かす 新装版
人を動かす 新装版
posted with amazlet at 08.12.14
デール カーネギー Dale Carnegie 山口 博
創元社
売り上げランキング: 83
おすすめ度の平均: 5.0

4 定番ですが、全くいい本です。
5 すばらしい
5 仕事や人間関係の基本だと思う
5 最高峰
5 価値最大化の原理原則

いまさらな本ですが、なぜか何年も本棚に眠っていたのを今日読んだ
さすが世界で1500万部も売れているだけあって面白い。

まずわかったのは、読みながらしていた付箋が第二章「人に好かれる原則」にかなり偏っていて、僕は人に好かれるということについて悩んでいるだなということ。
かなり痛い気持ちになりました。

一番気に入ったのはやはり付箋の多かったあたりで、いかに自分が感じていることをうまく相手に伝えるかという話でした。特に僕は人の良い所を認め、それを相手に伝えることが苦手なのですが(いまのところ)、その意地や見栄はたいして意味のないことだし、それを止めることによって相手にも自分にも大きな利益があるのだということを確認できました。感情のアウトプット重要ということなんですが、これはエンジニアの人はないがしろにしがちなんじゃないでしょうか。

ただ気になったのは本書が1936年の本ということもあり、当時は画期的だったかもしれない方法が今ではすたれてしまっていて「こんなのを使うのはいまどき詐欺師だけだろう」というようなものもみられたことでした。例えば僕はPART4の人を変える9原則や付録の幸せな家族をつくる七原則などはどうも下心がみえみえで気に入りませんでした。それだけこの70年ぐらいの間に本書の方法がみんなに使われてきたということなんだと思います。

あと、本書の原題は(How to Win Friends and Influence People)なので直訳すると「友をつくり人を動かす方法」となります。「人を動かす」だけだとどうも人を騙すようで嫌なタイトルです。まあいいんですけど。

まとめ

・1年に1度は読み返したい
・逆に僕の周りの人みんなが読んで僕に優しくしてほしい
・自分が関心を持てる人との付き合い方はわかったが、そうでない人とはどうすればよいのかよくわからなかった。関心を持つ方法がある?それとも関わらないのがお互いのため?
・実は「7つの習慣―成功には原則があった!」の著者だと思って買っていた
・こういう人間関係についてとかをプログラマ同士で語り合ってみたいなと思いました。みんなで同じ本をよんで感想を交換するという読書会とかやってみたい(技術本じゃなくてね)

★★★★★(満点)

全宇宙共通語は数学 感想「コンタクト」

12月 9th, 2008 admin

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コンタクト〈上巻〉
コンタクト〈下〉 (新潮文庫)

ジョディーフォスター主演の映画は昔に見た覚えがあって、脳内でエリナをジョディーフォスターに置き換えながら読みました。あの映画の煮え切らない感じなんかが一気に吹き飛び目が覚めた。これは読んだことない人は是非読んでほしい一冊です。

感想

<以下映画版程度のネタばれあります>

面白い!まず、物語がとてもリアル。登場人物が本当に実在しそうな人たちばかりで、途中でこれは過去の出来事の単なるドキュメンタリーなんじゃないかと一瞬思ってしまうほどだ。特に面白いのはSFとは関係ない部分での人間関係や外交の表現。パイロット選び、マシーン建設に関わる国同士の交渉。そして最後にエリナが「あれはでっちあげだ」と問い詰められるところなどは、読んでいる僕も悔しさで呼吸が苦しくなるほどでした。

そしてスケールが大きい。これは宇宙の話なのでスケールはもちろん大きいのですが、この話では宇宙からのメッセージや、宇宙人の登場を通じて「神は存在するのか」という究極の問いにも挑んでいきます。物語の中に宗教家の人たちも沢山出てきて、最初は「馬鹿め!神様なんているわけないだろ」と思いながら読み進めていくのですが、最後には「あー神様ってなに?というか神様がいないなんてありえるのだろうか??」なんて感じで、どんどんわからなくなってきます。カールセーガンすごい

まとめ

ストーリーもよかったのですが、科学(数学)こそ宇宙共通語という事実に僕は興奮させられました。少しでも「われは理系」と思っている人なら面白い作品。まだ読んでない人は是非読んでほしいです。
僕も、今ちょうどSICPを読んでいるわけだし、数学をもう少し勉強しなおしてみようかな

★★★★★(満点!)

初期短編集 - 感想文「筒井康隆短編2本」

12月 6th, 2008 admin

筒井康隆を読んでいるといったら、友人が貸してくれた2冊。筒井康隆の初期のころのショートショート集を読みました。

馬は土曜に蒼ざめる (集英社文庫 79-A)
筒井 康隆
集英社
売り上げランキング: 977043
おすすめ度の平均: 3.0

3 「筒井康隆は太宰治に似ている」(解説p221)

こちらで面白かったのは横車の大八と混同夢の2編。
横車の大八は単に作者が最近のコンクリートの建築を嘆いて書いただけなんじゃないかと思われるが、「壊すときを考えて作られていない建築は糞だ」という考え方はとても共感できる。
また混同夢はどたばたがどたばたすぎて面白い。それだけ。

あるいは酒でいっぱいの海 (集英社文庫 79-C)
筒井 康隆
集英社
売り上げランキング: 730545
おすすめ度の平均: 3.0

3 初期のショートショート

こちらもショートショートだが1ページで終るような短い話も多い。「ケンタウルスの殺人」など正直なところ何を書きたかったのかよくわからない。「フォークシンガー」や「善猫メダル」などはブラックで気持ちがわるくなるぐらいだ。そう思っていると「給水塔の幽霊」や「スパイ」なんかの罪もなければオチも綺麗な作品がある。筒井康隆のいろいろな話が楽しめるという意味で面白い一冊でした。

まとめ

とにかく筒井康隆が若いなというのが感想。ブラックな話が苦手なので、もうちょっとゆるい長編とかが読みたいです。

★★☆☆☆

募集開始、名古屋の合同忘年会2008やります

12月 4th, 2008 admin

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OSC Nagoya 2008の「勉強会大集合」で集まったコミュニティを中心に、名古屋のIT関係者で一緒に忘年会をやろうという企画です。

12月20日(土)に場所は名古屋市東区泉のR+BASE Cafeという場所で、50人ぐらいの会にする予定です。
今年一年を振り返りながら、楽しくお酒を飲みましょう

受付にはATNDというサービスを利用しています。下記URLよりお申し込みください。

NGK2008 : ATND
http://atnd.org/events/196

xampp環境からPHPのメール送信を行う

12月 1st, 2008 admin

xampp環境でWebアプリケーションを開発していて困るのがメール送信だ。
今回はこれを解決する。

やりたいこと

・ローカルにSMTPサーバを立ててXAMPPのPHPからメール送信テストを行えるようにしたい
・ただし実際にメールは送らなくて良い

準備

Radish 札幌ソフト開発工場

手順

php.iniの編集

C:\xampp\apache\bin\php.iniを編集する。

CODE:
  1. [mail function]
  2. ; For Win32 only.
  3. SMTP = localhost
  4. smtp_port = 25
  5.  
  6. ; For Win32 only.
  7. sendmail_from = xxxx@example.com

ってな感じにする、僕の場合はsendmail_fromのコメントアウトをはずしてメールアドレスを自分の物にしました。

Radishの起動+設定

Radishを起動する。これだけでメールは送信されるのだけど、実際に送信される必要はないので
メインメニューから
「設定」->「SMTP/POP3サーバ」を押して
「基本設定」タブを開き
キュー常時処理という項目のチェックをはずす。すると自動でメールが送信されなくなりSMTPサーバに蓄積されるだけになる。

まとめ

・Radishすごい
・こんなに簡単ならもっと前からやっておけばよかった