死人がでてます 読書感想「フェルマーの最終定理」
新潮社
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「フェルマーの最終定理」を主題にした一大数学叙事詩
数学はかくもドラマチックで美しい
数学の完全性、美しさに触れた気が
プロジェクトX 「その仮説を証明せよ」
快挙を成し遂げたときの感動を味わえる本
三世紀にもわたるフェルマーの最終定理をめぐる壮大なお話(ノンフィクション)。
僕とは比較の方法がないほど賢い人たちが何百人、何千人と挑んでも解決されなかったというのがすごい。
一般的には、この問題を残した当のフェルマーはおそらく証明を知らなかった(もしくは間違えていた)と思われているのだが、それにしてもこれほどの数の天才を魅了した問題ができてしまったのは奇跡だなと思う。
感想
なにが凄いって、問題が3世紀も前から取り組まれているので、当たり前だが数学者も昔の人なのが凄い。
この本にでてくるだけでも、定理の証明に重要な手がかりを残した人が恋人のために決闘で死んだり、政治活動のために射殺されたりする。今日の数学者のイメージといえば研究室に篭りっきりで・・・という感じだが、昔は数学といっても特別ではなく、ずいぶん身近なものだったのだなと感じさせられる。
また日本人の僕としては定理の証明に何人もの日本人が関わってくるのが読んでいてとても誇らしい。変な話ですが母国の人が関わってくることで急に「これはやはり世界的な問題だったんだ」と実感できた気がする。
まとめ
ノンフィクションだがフィクションのようなお話。フェルマーの最終定理に関することだけでなく「数学」の成り立ちから学べる良書だと思いました。(最後に蛇足があったけど)数学の知識はなくても読めるのでどなたにもお勧めです。
その他に私はこのエントリーの真に驚くべき締めの文章を持っているが余白が狭すぎるので・・・
★★★★☆



あっけにとられるようなどんでん返しがあるわけではないけど

