ジョウント!加速! 読書感想「虎よ!虎よ!」
人のお薦めを読むシリーズ。今回は複数の作品を貸してもらったうちの一冊。
この虎よ!虎よ!は”超”がつくほど有名な作品なのですが、僕は新装版を借りたので後半まで最近のお話だと思っていました。とにかく現代の作品に影響を残しすぎな恐ろしい作品でした。
あらすじ
時代は人類が人にもともと備わっていたテレポーテーションの能力(ジョウントという)を発見した25世紀。惑星と衛星での戦争が起こるなか、宇宙船「ノーマッド」は物資の輸送中に攻撃を受け漂流してしまう。ノーマッドの乗組員であるガリヴァー・フォイルは絶望的な状況の中、強靭な精神力で救出を待つ。そして奇跡的に近くを宇宙船「ヴォーガ」が来て救助信号に気がつくも、なぜかヴォーガは救助をせず去っていってしまう。
主人公はあきらめて死にたくなる程落胆するが、自分を見捨てたヴォーガに復讐を誓い、その怒りのエネルギーで精神を正常に保ち、なんとか壊れた宇宙船で生還し復讐を開始する。
感想
とにかくいろいろなSF要素が詰まっている。詰め込みすぎだろってぐらい。ジョウントはもちろん、宇宙戦争、新物質に謎の文明、特殊なタトゥーに加速装置。これらのおかげでとても話が賑やかになっている。
そして僕は拒否反応が起きたのだが、主人公がかなり野蛮かつパワフル。
全然いいやつじゃないし、物語自体が
「くそー、俺を助けなかったあいつ絶対ぶっころす」
という動機で進行するのもどうかと思うのだが、そもそも最初は「あいつ」が宇宙船自体に設定されており、まず主人公が宇宙船ヴォーガをぶっ壊しにいくあたりがぶっ飛んでるなと思いました。
最後まで全然いいやつじゃないし
最近はこれ女性が読んだ方が面白んだろうなーというような話を読むことが多かったのですが、これはまさに男性向け、男の子向けの小説でした。
マッチョな主人公が好きな方におススメ
★★★☆☆




