アメリカに勝った! 書評「小鼠ニューヨークを侵略」
1月 22nd, 2008 admin Posted in 書評 |
あらすじ
北アルプス山中のグランド・フェンウィック大公国――自由を旗印に平和な日々を送るこの小国が外貨を獲得する手段は、国産ワインだけ。ところが、世界に誇る大公国のワインの偽物を、アメリカのワインメーカーが発売した。対する大公女の奇策は、かの大国への宣戦布告! 折もおり、アメリカでは究極兵器が完成? 大国支配の国際政治を笑い飛ばす、痛快無比のユーモア冒険小説!
感想
おもしろい!ストーリーはもちろんだが、登場人物がみな男気あふれる人たちばっかりで読んでいてすがすがしい。
外国を騙すぐらいなら正々堂々と戦争で戦おうという主人公や、アメリカ国籍をもつにもかかわらず良心に従って小国に手助けする博士、アメリカに負けたことを潔く認めるアメリカ大統領。そして手柄を手に入れるためとはいえヒーローとヒロインを結婚させてしまう伯爵。(求婚シーンのもどかしさも最高)こんないい人たちばっかりだったらそりゃいい世界になるよという感じだ。
ルパン三世カリオストロの城や風の谷のナウシカなんかをごったまぜにしたような世界観(年代的に逆だけど)も読んでいてとても楽しい、是非アニメ化して欲しい。

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