「やれやれ」って言いたい 読書感想「ノルウェイの森」
7月 22nd, 2009 admin Posted in 書評 |
新潮文庫の表紙にあるタグを規定枚数集めるともらえるパンダのグッズが欲しいから本を買うわという人に付き合って買った本。家に帰ってよくみてみたら新潮文庫ではなく講談社でショックを受けました。
あらすじ
37歳の主人公はドイツに向かう飛行機の中で「ノルウェイの森」を耳にし、20年近く前の恋人を思い出す。
感想
作品中でも登場人物がわざわざ発言しているのだが、主人公がライ麦畑のホールデンに非常に似ている。村上春樹がThe catcher in the ryeを翻訳するのはノルウェイの森をかいたずっと後なのだが、それでもこの作品を読んでいると村上春樹がThe catcher in the ryeを翻訳したというのは村上春樹ファンには本当に素晴らしい出来事だったんだなと、この奇跡の共演に感謝したくなりました。(村上春樹にとっては偶然でも奇跡でもないでしょうが)
そしてお話の内容もやはりホールデンのような主人公がでてくる以上はライ麦畑のようなお話になる。村上春樹版のライ麦畑なんだなーと思いました。
最近は女性にこそ読んで欲しいと思うような小説を読むことが多かったのだけど、これはとても男の子向け。僕は男なので体験もしたこと無いようなことでも「わかるわかる、その気持ち」とタフな主人公の気分にひたるのは痛快だ。久しぶりにライ麦畑をよみたくなってきたので探してみようかな。
★★★★☆


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