インド仏教の最高指導者は日本人 読書感想「男一代菩薩道」
4月 22nd, 2009 admin Posted in 書評 |
アスペクト
売り上げランキング: 29223
読むまでの僕が知らなかったこと
・インドはヒンドゥー教徒が約80%
・仏教開教の地なのに仏教徒は1%以下
・1%以下といっても800万人ぐらいいる
・その頂点に立つのは日本人僧「佐々井秀嶺(ささいしゅうれい)」
感想
インドにはカースト制度っていう日本で言う士農工商みたいなものがあり、日本と同様にそれらの制度最下層の身分以下の身分というのがある。それがダリット(不可触民)と言われるものなのだけど、それらの人を仏教に改宗させることでカースト制度から救うという活動をしているインドの仏教団体があり、なんとそれのトップが日本人だということ。まぁそれが日本人だからといって別に僕には関係ない。と、言いたいところだけどやっぱり同じ日本人としてはなんか誇らしくなってしまい読んでしまった。
正直な所、話がすごすぎて飲み込めなかった。僕はビジネス書や自己啓発本も好んで読むので「○○思考で年収10億円になった!」とか「3年で株式公開をした!」みたいな話をよく読むのだけど佐々井さんはそうではない。「性欲がありすぎて困ってたから坊主になってインドに派遣されたら仏の声が聞こえて、気がついたら800万人の仏教徒の指導者になっていた」という話なのである。もう無理!努力とかの次元ではないのである。どっちかっていうと歴史上の人物だ。
本書では佐々井さんの壮絶な人生と現在の活動の他に、佐々井さんの密着取材を通して、現地の人々のリアルな生活が見えるのも面白い。インド仏教に興味のあるひとにはもちろんスケールのデカイ話が読みたいという人には是非おすすめしたい
★★☆☆☆(佐々井さんは満点、文章・構成がいまいち)

Leave a Reply