読書感想「ワイルド・サイドを歩け」
7月 29th, 2008 admin Posted in 書評 |
フジロックという音楽の野外フェスティバル中に、時間が余り暇だったので友達が持ってきていたこの本を読みました。
自分で選んでもいなければ、お勧めもされていなければ、大して読みたくもないのに読むというのはなかなか珍しい体験です。
感想
百歩蛇というドラッグを巡って主人公の友達グループ、ヤクザ、ギャングが争うというお話。台湾人が何人かでてくるので名前が覚えにくいなーというのが序盤の印象。最後のドラッグの話に象徴されるように全体的にワイルドかつ暴力的なんだけど、どこかに必ず滑稽なところを混ぜてくるスタイルが面白いなと思いました。
また、魅力的な登場人物らもこの小説を盛り上げます。マザコンのヤクザや、ゲイの主人公、頭の切れるギャングなど、キャラがよく書き込まれており、嫌な登場人物にも感情移入できてしまいます。個人的にはコーヒーに異常なまでにこだわるヤクザと平気で人を殴るのに母親には頭が上がらないヤクザのコンビがジョジョ的で好きでした。欲を言えば後半の敵「ユーリ」についてもうちょっとストーリーを用意してくれてもよかったんじゃないかなと思います。
まとめ
★★★☆☆

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